「技術と経営の二兎を追う」エンジニアから経営戦略まで

社員インタビューVol.5 丹波さん(20卒新卒入社)

エンジニアから経営戦略まで


w2ソリューションでは多様なキャリアを歩む社員がいます。エンジニアとして入社しながらビジネスサイドでの責任者も務める。そんな異色のキャリアを歩んだ丹波さんにこれまでの道のりと今後の目標について伺いました。

丹波 彩詠 (Tanba Sae)

大阪情報専門学校 医療情報学科卒業後、技術と経営の両輪を目指しw2ソリューション株式会社へ新卒入社。わずか3年の間にEG(エンジニア)、CS(カスタマーサクセス)、PL(プロジェクトリーダー)、部門責任者であるBL(ビジネスリーダー)で経験を積み、現在は経営戦略を担うBU(ビジネスユニット)で戦略策定の業務も行う。


w2職種紹介詳しくは、こちらをクリック
 ・MRK(マーケティング)… セールスとマーケティング。 製品のマーケティングから、お客様先への提案・受注までの一貫した業務を行う。
 ・PL(プロジェクトリーダー)… ITコンサルタント。受注後のお客様がサイトをオープンするため、システム導入のプロジェクト進行からマネジメントを担う。
 ・CS(カスタマーサクセス)… ECコンサルタント。システムを利用している お客様のビジネス上の課題を解決する。
 ・P&C (People & Culture) … 人事チーム。採用活動、組織文化形成、社内教育等を担当する。




w2ソリューションを選んだ理由


Q. 丹波さんは新卒入社とのことですが、学生時代どのような就職活動を行っていたのですか?

丹波 学生時代の専門が情報系であったことからエンジニアとしての就職を考えていました。一方で自分でビジネスを動かすことへの興味もあり、技術だけでなく経営に触れることのできる環境はないか常に探していたんです。当時の就職活動の軸としては「1.成長環境、2.やりがい、3、待遇」を中心に企業を探していました。

Q. なぜw2ソリューションへ入社されたのですか?

丹波 代表の山田との面談で、「将来的に起業したい。エンジニアとして技術力を高めたいが、PLとしてビジネスサイドにも関わりたい気持ちがある」と相談したところ「w2であれば並行して業務を任せるし、支える体制もある」と答えて頂きました。それがw2へ入社を決めた理由です。

Q. 内定受諾まで迷いはありましたか?

丹波 他に大手の内定を頂いていたものの、めったに得られない技術と経営を並行して学べる環境であったこと、面談を通して待遇面で安心感を得たことからw2への入社を決定しました。

入社後のキャリアについて


Q. 1年目の業務について教えてください

丹波 内定時に山田と話した通り、まずはCSエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。1年間多様な業務をこなした結果、CSエンジニアのリーダーを務められる技術力を手にしました。

Q. 2年目はどう変化しましたか?

丹波 1年目で技術力の基盤はついたため、ビジネスサイドのスキルを獲得すべくPLの役割も兼務しました。最初は簡単な案件から始めながら経験を積み、1年後には顧客の要求が複雑で高度な案件まで任せていただけるようになりました。

また次々に変化する顧客の要望をくみ取り、サービスへ反映させるチームを管理するBL(部門管理)としての役割も務めました。その後新卒エンジニアの育成を担当するチームの責任者を務め、全顧客に影響が及ぶ責任重大なバージョンアップのBLも務めるようになったんです

Q. 2年目でかなりの責任を伴うお仕事をされていたんですね。3年目はどのようなお仕事に挑戦されましたか?

丹波 再び新卒エンジニア育成のBLを努めつつ、さらに製品戦略やCS戦略を丸ごと管轄するBU(戦略策定、管理)も担当するようになり、経営陣と連携する機会が大幅に増えました。4年目の現在も引き続き同じ役割を担いつつ業務を行っています。

Q. 入社時に描いたキャリアと実際を比べていかがですか?

丹波 もともと入社時には1年目にエンジニアとして技術力を磨き、2年目にはPLを並行して行うこと。5年目にw2の経営陣に加わり、7-9年目には起業したいと考えていました。

結果として3年目から経営にかかわる業務をさせていただくことになり、想像以上のスピードで成長を実感しています。また、複数の業務を行う中で技術と経営に対する気持ちがさらに強まる気持ちの変化も自分自身に感じました。

乗り越えた壁と得られた成長


Q. 責任ある仕事を任される中で、立ちはだかった壁はありましたか?

丹波 最も困難だったのは、製品のバージョンアップのプロジェクトでした。顧客が導入している製品をすべて同時に最新版へアップデートするというミスの許されない仕事で、マーケ、カスタマーサクセス、エンジニア、BTすべてと連携して作業をスケジューリングする必要があったんです。

また顧客の要望に合わせて臨機応変に対応する必要があるという非常に難易度がが高い仕事でした。しかも、例年30程度の案件がかかわるところ、5倍の150件がかかわるなど会社としても未知のスケール感でそれに応じたノウハウも不足しているという状況でした。

Q. どのようにしてその壁を乗り越えましたか?

丹波 関係者と密にコミュニケーションを取ることを心がけました。関係する各部署との頻繁なMTGで意思疎通を図り,チャットツールも活用しながらスピードを落とさず計画を進めることを心がけることで乗り切りました。

周囲のサポートもあったおかげで最終的には何とかプロジェクトを完遂することができ、大きな達成感があったことを覚えています。

Q. 何とかプロジェクトを完遂されたんですね。そこからどんな学びを得ましたか?

丹波 一口にプロジェクトといっても、数人で構成されるものから数百人がかかわる規模のものがあります。この件で痛感したのは「1人でプロジェクトは遂行できない」ということです。

多くの新人部下も抱える中、自分がやったほうが早い、と思うこともありましたがそんなことをしていたらいくら時間があっても足りず、部下も成長しません。

大事なのはいかにメンバーへ仕事を任せるかのバランス感覚であり、目先の業務効率だけでなく長期的な視点を養うことができたと感じています。

Q. これからの目標について教えてください

丹波 エンジニアとして技術力を高めつつ、BUとして組織管理やプロジェクトの推進を行っていきたいです。まだ経営の一部分を担当しているにとどまるため、より広く経営を支えることができるようなキャリアを歩んでいきたいと考えています。

学生へのメッセージ


Q. どのような学生とこれからのw2を創り上げたいですか?

丹波 一番必要となるのは積極性だと思います。今社内で活躍している方々を見ると、皆さん積極性を持つ方々です。これからw2はどんどん拡大する中で、待つのではなく自分から仕事を取りに行くような姿勢を持つ方にとってはとても良い環境だと思います。

Q. 就職活動を行う学生へのメッセージをお願いします。

丹波 就職活動をするにあたって、自分が何を軸にして働きたいのかは中途半端にせず必ず明確にしておくべきです。そしてそれに合う会社を選び、ひとまず決まれば自分を信じることも大切です。どのような企業でも時には辛く、困難な思いをすることがありますが、自分を深く理解することでモチベーションを失わず、前に進むことができるのではないでしょうか

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