w2では、お客様に提供している製品を自社で開発しています。
その開発プロセスを学ぶための研修に、模擬CDM開発というものがあります。
模擬CDMはほとんど実際の開発と同じ環境、手順で新機能を実装していく、という研修です。
今回は、そんな模擬CDMの研修の大まかな流れ、そして実際にそれを終えて感じたことや学んだことを書かせて頂きます。
模擬CDM開発の内容

模擬CDMは、まず要件定義から始まります。模擬CDMでお題として提示される機能はざっくりとしたものなので、人によって定義の仕方に違いが表れます。
要件が決まったら確認を経て開発に移ります。開発を終えるとコードレビューとして実装の仕方、書いたコードそのものをレビュワーの方に見てもらいます。
次に機能のテストです。どんなテストが必要か、実施すべき内容を考えるところからテストの実施まで行います。
それらを終えたらチェックイン、作った機能を製品に反映をします。
また、他の方がどんな機能か見るための各種資料の作成、確認も行い、模擬CDMの研修は完了となります。
模擬CDM開発を通して感じたこと

模擬CDM開発では、複数の先輩方にレビューしていただく機会が多くなることから、自身の開発スケジュールだけでなく「レビューしてくださる先輩方のスケジュールも考えたうえで取り組む」という点では困難でしたが、とてもいい研修内容だったと感じております。
また、開発の流れや運用を体感することができ、スムーズに実務に取り組むことができました。
おわりに
こうして実務に近い内容をやり遂げたことで、自己管理力やコミットメント力を高めることができたのではないかと思います。
また、技術面でも先輩方の手厚いサポートや、同期とのコミュニケーションのおかげで設計力やコーディング力に磨きがかかりました。
とはいっても、まだまだ学ぶことは多いです。
現状に飽き足らず、w2のエンジニアとしての在り方を体現すべく、今後も精進してまいります。
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