こんにちは!
w2ソリューションの技術リーダー・因藤です。
ECサイトのシステム保守を行う際に、Google アナリティクス(以下GA)を用いてアクセス数を確認することがよくあります。
w2の業務上でGAを見る観点としては、ECサイトがセールイベントなどを開催した際の大量アクセスに対して、サイトにアクセスしている人数がリアルタイムに何人いるかや、過去のイベント時にどのくらいアクセスがあったのかを振り返る際に利用しています。
業務上はこのような活用方法がほとんどですが、GAはもっと多くの便利機能があります。
今回は、GAについての基本情報をまとめてみようと思います。
GAの基本的な用語
GAとは、「WEBサイトを訪問した人の足跡」を確認でき、可視化して分析に利用できます。
ここでは、GAに用いられる基本用語について簡単にまとめてみました。
ページビュー数(PV数)
サイト内でページが閲覧された回数です。「戻る」や「リロード」をしても回数がカウントされます。
セッション数
サイトに訪れたユーザーがページを閲覧して離脱するまでの一連の行動が1セッションとなります。
サイトで行動しない時間が30分以上経過すると、セッションが切れます。
ユーザー数(UU数)
ウェブサイトに訪問した人数です。なお。実際の人間の数ではなく、デバイスごとのブラウザの数をユーザー数ととらえています。
コンバージョン
ウェブサイトを訪問した人が商品を購入するなど、サイトオーナーが設定したWebサイトの「目的」を満たす行動をとった数を指します。
※ECでは、「商品を購入」が目標となる。
コンバージョン率 = コンバージョン数 / セッション数 * 100
直帰率
直帰とは、ユーザーがサイトを訪問して1ページのみ閲覧して離脱した数です。
直帰率が高いと、ユーザーのニーズにヒットしてない可能性が高いです。
ランディングページ
セッション内でサイトで最初に訪れたページを指します。
離脱ページ
ユーザーの操作をセッションで区切ったサイン、閲覧した最後のページのことです。
離脱率とは、サイトのページのすべてのPVでそのがセッションの最後のページになった割合です。
メインレポートについて
ここでは、GA画面の左側にある、各種レポートについてまとめます。
ユーザーレポート
「誰が」サイトへ訪れたかという情報を確認できます。
性別、アクセスした地域、新規/リピーターかなどを確認することができます。
アクティブユーザーとは、特定の期間内にサイトを訪れたユーザー数を表します。
期間内であれば、同じユーザーが複数回サイトに訪れても、1ユーザーとしてカウントされます。
集客レポート
「どこから、どんなきっかけで」サイトに訪れたかを確認できます。
この項目でチャネルを確認することができ、どのチャネルから流入したか、チャネルごとの収益などを確認できます。
一般的なチャネル
Organic Search 自然検索
Paid Search リスティング広告
Referral 参照元サイト、他のサイト
Display ディスプレイ広告
Social ソーシャルメディア
Mail メール経由
Direct 直接流入、ノーリファラー
Affiliates アフィリエイト
Other Advertising そのほかの広告
(Other) そのほか
行動レポート
「どのページがユーザーによく見られているのか」「どのページを最初に閲覧したらコンバージョン率が高いか」など
ユーザーの行動を知ることができます。
コンバージョンレポート
指定期間内の収益、CS率、平均注文金額などを確認できます。
なお、キャンセルされた金額は含みません。
おわりに
大分ざっくりな内容になりましたが、Googleアナリティクスの概要についてまとめてみました。
エンジニアは業務上頻繁に使うツールではないため、利用する際に毎回「この機能は何だっけ?」という状態になっていたため、忘れたらまたこの記事を参照しようと思います。笑
次回以降、他のECサイトに関わるツールも勉強し、記事をまとめていこうと思います!
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