こんにちは。
エンジニアの藤田です!
今回は、私が関わっている案件で“WebView”を利用したので、WebViewについてまとめてみました!
※アプリ自体は外部連携で利用したためアプリ開発は行っていません。
WebViewとは?
“WebView”は、Android OSやiOSなど、主にスマートフォン/タブレット端末向けOSに標準で組み込まれているソフトウェア部品(コンポーネント)の一つで、指定したWebページを読み込んで表示する機能です。
アプリケーションソフト(アプリ)側ではWebページ表示の機能を自ら開発・実装しなくても、WebViewを呼び出すコードを記述するだけでWebページを表示する機能を組み込むことができます。
内部的には、OSに標準で内蔵されているWebブラウザを構成するプログラムのうち、ページの読み込み・解釈や画面描画などを担うプログラム(レンダリングエンジン)を呼び出しているため、表示結果はそのブラウザとほぼ同等になります。しかし、ブラウザ自体を起動して表示させているわけではないため、設定やCookieなどは引き継がれず、それぞれ別々に管理されます。
参考: http://e-words.jp/w/WebView.html
一言で表すと「Webページをアプリ内に表示する仕組み」です。
メリット・デメリット
【メリット】
・Web上にコンテンツがある際に新規開発不要
・WebViewページ編集時にアプリ自体のアップデート不要
【デメリット】
・レスポンシブデザインにする必要がある
・iOSはクッキー情報を保持しない
利用した感想
利用してまず感じたことは、想像以上に「簡単」だったことです。
w2の製品には、ベースの機能やWebアプリがあるので、それを少しWebViewページ用に組み替えるだけで完成させることができました。
ただ、プッシュ通知などアプリ特有の動作ができないため不便に感じる点もありました。
また、
・今回はアプリ自体は外部サービスを利用している
・iOSはクッキー情報を保持しない
上記の条件により、アプリからWebアプリへの値引き渡しに難航しました。
まとめ
メリットもデメリットもあるWebView。状況に応じてWebViewを使い分ける必要がありそうです。
スマートフォンのシェア率が増え続けているので、今後アプリ開発についてのノウハウも学んでいきたいです!
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