こんにちは!
Package Service Divisionに所属する新卒エンジニアの須原です。
知っている人も多いかと思いますが、Flashは2020年に廃止されることが すでに決定しています。
最近ChromeでついにFlashが非表示からブロックに変わり、そろそろFlashが消えるという知らせがありました。
そんなFlash廃止へむけ、w2ソリューションが実際に行った対応策を紹介します!
1.Flash廃止の背景
脆弱性があり、セキュリティが危険
Flashには脆弱性が存在し、ハッカーの攻撃する窓口となっていたところ、
IPAがこれを発見し、注意喚起を行っていました。
ハッカーがゼロデイ攻撃を幾度と仕掛けるなど、調べるとFlashは危険!というのが伝わってきます。
ブラウザ側でそもそも使用できないようになる
どのブラウザもFlashサービス終了とともに、使用ができないようになります。
ブラウザ側でそもそも表示できないのでFlashの使用をやめるべきですね。
2.w2ではどのような対応をしたのか
w2Commerceでは、グラフの表示にFlashが使われていました。
Flashが使われていた部分はすべて廃止にし、動的に動作する別の何かに変更すべき状況になり、
グラフ!動的に!じゃあJavaScript!
JavaScriptならいろんなことできますからね。
かなり優秀なライブラリが存在したため、きれいなグラフが作成できました。
今回使用させていただいたのはChart.jsです。
学生時代にWebサイト作成でお世話になったことがありますが、今回はがっつり機能をフル活用させていただきました。
■マウスホバーで触れているグラフの数値が見れる

■グラフのアニメーション

■折れ線グラフと棒グラフ

Flashの時に作成されていたグラフはかなりレトロな感じだったため、完成したときは感動しました。
3.まとめ
実はこのグラフの作成が私の入社後初めての開発でした。
古い技術で作られたものを新しい技術で作り直すのはとても面白く感じます。
ただ、昔はFlash製のゲームで遊ぶこともあったため、ちょっと寂しいですね。
それでは、さらばFlash!
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