こんにちは!毎度おなじみ、多肉系エンジニアの堀です!
前回に引き続き、中国(深セン)視察のレポートをお届けします☝
■シェアリングエコノミー
深センを視察していると、様々なシェアサービスに出会うことができました。
モバイルバッテリー
「街電」、「来電」と呼ばれるモバイルバッテリーのシェアサービスが普及しており、駅やカフェ、レストラン、商店などいたる所に設置されていました。値段は1.5元/1時間ほどで利用できます。
深センでは決済のほとんどがWeChat PayやAlipayでされているため、スマートフォンの充電が切れてしまうと買い物すらできなくなってしまう可能性がありますが、これがあれば安心ですね!
バイクバッテリー
モバイルバッテリーだけではなく、中国では乗り物のEV化が物凄い勢いでされているためバイク用のバッテリーも需要があるそうです。(写真:緑色のボックス)
後ほど紹介する出前サービスでも多く活用されていました!
車
iGOが提供しているカーシェアのサービス。乗車時、下車時に前方後方からそれぞれ写真をとる必要があります。
鍵はなく、乗り捨ても可能でした。(日本だと元の場所に戻さないといけない)
また、カーシェアの自動車は100%EV車だそうです。
自転車
シェアサイクルを提供している会社は多々ありましたが、7割がmobike、2割がofo、1割が他社という状況でした。実際にmobikeを利用してみましたが、30分1元(約16円)という安さでした。
利用するには、会員登録、SMS認証、クレジットカードによるチャージ(最低500円)が必要でしたが、日本版のmobikeアプリがそのまま利用できたので、言語に困ることはなかったです。
使い方は、サドルやハンドルについているQRコードをスキャンすると、鍵のロックが外れすぐに利用でき、鍵をロックすると利用終了といたってシンプルです!
国内だと専用の駐輪スペースに止める必要がありますが、中国においてはほぼ何処にでも乗り捨て可能という状況でした。
出前
この黄色いカンガルーは中国版UberEatsで美団(メイトワン)と呼ばれており、こういった宅配バイクがモバイルバッテリーを多く利用している光景がみられました。
傘
「漂流傘」という傘のシェアサービスです。
最近は日本でも「アイカサ」というサービスがあったりするようです。
■まとめ
「シェアリングエコノミー」
- ・乗り物(車、自転車)は基本的に乗り捨て可能で、バーコード読み取りにより乗車できるような仕組みになっていました。
- ・中国のシェアリングエコノミー企業などは創業してから1、2年で数十~数百億を調達するような状況にあるそうです!
- ・さまざまなリスクをできるだけ排除してからサービスを提供する日本とは異なり、中国ではまずやらせてみて、問題が出てきたら、法を整備して対応していくという点でスピード感における大きな違いを感じました。
次回は、3つめのテーマ「自動化」についてお話しします~☝
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