エンジニアの海外視察~キャッシュレス?中国では当たり前です~

こんにちは!多肉系エンジニアの堀です!

はじめに

少し前の話になりますが、3月下旬に香港を経由し中国(深セン)へ技術視察にいってきましたので、そこで学んだことや感じたことをレポートをさせていただきます!

今回は決済、シェアリング、自動化という3つのテーマにフォーカスしてお伝えします?


ところで視察レポートの前に、前乗りで香港観光したので、そこでの発見についてもまずお話させてください・・・!

香港

羽田空港から出発し、約5時間ほどで香港に到着。
香港は1泊だけということもあり SLEEEP というカプセルホテルに宿泊しました。

日本にあるカプセルホテルのイメージとは異なり、内装がとてもお洒落なカプセルホテルで、ドアの鍵がQRコードをかざすと開けられる仕組みになっていました。

決済方式もクレジットカードだけでなく、PayPalなどに対応しているみたいでした。2020年には東京オリンピックもありますので、日本でもこのようなお洒落なカプセルホテルは流行りそうですね!

町並みは古い建築物と新しい建築物が入り混じっていて、高層の建物が多かったです。

この写真はモンスターマンションと呼ばれる場所です(実際に人が住んでいます) 。

香港はほぼ地震がないみたいなので、こんな風にできるんでしょうね・・・!

「100万ドルの夜景」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、香港の夜景はとても綺麗でルーフトップバーからの写真です。

・・・とここまでは香港観光についてで、ここから視察の内容です!

中国(深セン)

香港でたっぷり観光したあと、香港から深センへ移動しました。
移動には電車を利用しましたが、フェリーなども利用可能なようです!

深センとは?

  • 中華人民共和国広東省に位置する副省級市
  • 1984年に4つの経済特区の1つとして指定
  • 北京市、上海市、広州市と共に、中国本土の4大都市と称される「北上広深(Běishàng guǎng shēn)」の一つ。
  • 10個の区があり、区ごとに施策が異なる。
  • 世界トップクラスのシェアを誇る通信機器メーカーであるZTE、Huawei、出荷量世界1位2位を争うリチウムイオン電池&電気自動車メーカーでもあるBYD、世界最大のドローンメーカーであるDJI、世界最大のゲーム会社であり10億人を超えるユーザー数をもつSNSアプリ「微信(WeChat)」を提供しているTencentなどが本拠地を置く
  • 若い人が多く平均年齢32才!(65歳以上は2%)
    ただ学生は少ない。

では本題に入っていきます?

キャッシュレス

現地の人はほとんど現金を使っておらず、アリババの提供している支付宝(アリペイ)、テンセントが提供している微信支付(ウィーチャットペイ)を利用していました。

ということで、今回の中国視察では、微信支付(ウィーチャットペイ)を利用してきました!

日本でのチャージ

PocketChangeというサービスを使って、日本円からWeChat Payにチャージ可能で、チャージするとWeChatアカウントにチャージした履歴がメッセージで届きます。

空港以外にも主要都市などには結構設置してあるので、事前にチャージしておくこともできます。

香港での利用

WeChat Payは中国国内での身分確認ができないと、中国国外では利用できないようになってるため香港では利用できませんでした。

同様に、日本でも利用できませんでした。

自動販売機での利用

深センに入ると基本全てのお金のやり取りがQRコード決済可能で、決済するとWeChatで明細が届きました。

マクドナルドでの利用

マクドナルドでは大型モニタの端末で決済可能で、決済すると食事中にメッセージが届き、アンケートを回答するとクーポンが届きました。

屋台や商店などでの利用

屋台や商店ではバーコードが貼ってあり、それを読み込み、金額を打ち込んで決済します。

決済するとお店の人のスマホに明細が届いた時点で取引成立となります。

マクドナルドなどPOS連動しているお店はこちらのスマホのバーコードを読み取る形式でしたが、そのようなシステムが無いお店では、こちらからバーコードをスキャンする形式でした。

レストランでの利用

深センのとある四川料理の人気店にご飯に行きました。

ここでは、WeChatで今どのくらいの席順か知らせてくれるサービスを利用していました。

サービスの内容としては以下の通りです。

  1. お店で順番待ちレシートを受け取る
  2. レシートにあるバーコードを読み取るとWeChatにお店のアカウントが登録される
  3. 一定間隔でWeChatから「あと何席待ち」の通知が届く

残り10席ぐらいになると1席空くごとに通知してくれますので、時間を上手に使うことができました。

また、お店のテーブルに貼ってあるバーコードを読み取ると、WeChatPayのミニプログラムというもので、写真付きでメニューの説明を見れました。

その場で注文・決済まで可能で、利用者は運ばれてきた料理を食べたら会計などせず、そのまま店を出ることができるのです(今回はクレジットカードでの支払いをしました)。

まとめ

「キャッシュレス決済」

  • ・現金を持ち歩かないで過ごせます!(キャッシュレス)
  • ・WeChat Payではミニプログラムというチャット内アプリが用意されており、
  • ・決済だけでなく決済に行き着くまでアプローチや決済後のアフターフォローまで行える仕組みがありました。
  • ・基本的な仕組みは国内のバーコード決済(PayPayなど)とほぼ同じでした。

次回は、2つめのテーマ「シェアリングエコノミー」についてお話しします(‘◇’)ゞ

お楽しみに・・・!

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